言葉やリズムを楽しむ絵本
① 『だじゃれ日本一周』(長谷川義史)
特徴:日本全国47都道府県の名前を使ったユニークなだじゃれが詰まっている。
例:「青森のリンゴであおもりもり」など、覚えやすく、楽しく学べる工夫が満載。だじゃれを通じて、日本地図や各県の特産品・文化に触れられる。
ことば遊びをしながら、地理の基礎を楽しく学べる。リズミカルな文が繰り返されるので、子どもが自分で読みやすい
数・図形・論理的思考を育てる絵本
①『なにからできているでしょーか?』(大森裕子)
特徴:食べ物や日用品、自然界のものなど、「これは何からできているの?」という疑問を楽しく解決。
例:「パンは小麦から」「鉛筆は木から」など、物の成り立ちをイラストでわかりやすく解説。
物事を「もとになるもの」と「できあがったもの」に分けて考えることで、論理的思考が育つ。
クイズ形式で楽しめるページもあり、親子で考えながら読み進められる。
ものの成り立ちに興味を持てる。身の回りのものを観察する習慣がつく。
②『かずのえほん はじめてのおべんきょう』(アイノーマイヤ・メッツォラ)
特徴:鮮やかな色彩とシンプルなデザインで、子どもが視覚的に数を理解しやすい構成。
「数を数える」「数を比べる」「パターンを見つける」など、さまざまなアクティビティが詰まっている。
迷路や点つなぎなど、手を動かしながら学ぶ要素も豊富。数字の概念だけでなく、図形や大きさの違い、規則性なども学べる。
文字を読めない子どもでも楽しめる。数だけでなく、図形・パターン認識・論理的思考にも役立つ。
創造力・好奇心を育む絵本
① 『どんなにきみがすきだかあててごらん』(サム・マクブラットニィ)
特徴:小さなうさぎ(ちびウサギ)と大きなうさぎ(おおウサギ)が、「どれくらい好きか」を伝え合うお話。幼児でも理解しやすい、温かみのある言葉で綴られている。
絵を見ているだけで心が温まる雰囲気。
愛情を言葉で伝える大切さを学べる。親子でのスキンシップにぴったり。
② 『ふしぎなナイフ』(中村牧江)
特徴:ある日、ナイフが「ぐにゃり」と曲がったり、「くるり」とねじれたり、想像もつかない形に変化する。子どもの好奇心をくすぐる、不思議な展開が続く。
固体であるはずのナイフが柔らかくなったり、のびたりすることで、「物の性質」について考えさせられる。
想像力を刺激するユニークなストーリー。形の変化を通じて科学的思考を育む。
まとめ
4~5歳の子ども向けの知育絵本は、ストーリー性のあるもの、言葉遊びを楽しめるもの、想像力を広げるものがおすすめです。親子で一緒に読みながら、子どもの好奇心や表現力を伸ばしてあげましょう。
ぜひ、お子さんと一緒に楽しめる絵本を選んでみてください!