子どもが算数を好きになるためには、「楽しい!」という感情がとても大切です。机に向かって計算ドリルばかりでは、苦手意識を持ってしまうことも。そこでおすすめなのが、遊びながら算数の力を伸ばせる「ゲーム」や「パズル」です。
この記事では、幼児から小学生までが楽しめる算数ゲームやパズルを紹介しながら、算数の基礎を自然に身につけられる方法をお伝えします。
算数の楽しさを引き出すゲームのメリット
ゲームやパズルを使った学習には、次のようなメリットがあります。
- 楽しみながら学べる:勉強というより「遊び」の感覚で学習できる
- 試行錯誤する力がつく:正解を求めて考える力が育つ
- 集中力がアップ:夢中になって取り組むことで集中力が鍛えられる
- 家族や友達と楽しめる:親子や兄弟で一緒に遊びながら学べる
それでは、年齢別におすすめのゲーム&パズルを紹介していきます!
幼児向け(3〜6歳)の算数ゲーム&パズル
① 「数を数えよう!」シンプルカードゲーム
【用意するもの】紙とペン(または100均の数字カード)
【遊び方】
- 1〜10の数字が書かれたカードを用意する。
- 親が「〇〇個ちょうだい」と言い、子どもがその数だけカードを取る。
- 数が合っているか一緒に確認する。
ものを数える練習になり、数の概念が身につく!
② 「サイコロ足し算ゲーム」
【用意するもの】サイコロ(2つ)
【遊び方】
- 親子でサイコロを2つ振る。
- 出た目を足して合計を言う。
- どちらが早く答えられるか競争!
足し算の基本を楽しく覚えられる。
③ 「パズルブロックで形を作ろう!」
【用意するもの】積み木やブロック 【遊び方】
- いろいろな形を作る。
- 「三角がいくつ?」「四角を見つけて!」と問題を出す。
図形の感覚を自然に養える!
小学校低学年向け(6〜9歳)の算数ゲーム&パズル
① 「九九トランプ」
【用意するもの】トランプ(または自作カード)
【遊び方】
- 数字カードを2枚引く。
- 引いた数字を掛け算し、答えを早く言った方が勝ち。
ゲーム感覚で楽しく九九を覚えられる!
② 「お買い物ごっこでおつり計算」
【用意するもの】おもちゃのお金、商品カード
【遊び方】
- 子どもが「お客さん」、親が「店員」になって商品を購入。
- 500円持っていて300円のものを買ったら、おつりはいくら?のようにおつりの計算をしてみる
計算力とお金の概念が身につく!
③ 「マッチ棒パズル」
【用意するもの】マッチ棒(または割り箸)
【遊び方】
- 簡単な数字や図形を作る。
- 「1本だけ動かして別の形にしよう」と考えさせる。
論理的思考力が鍛えられる!
小学校高学年向け(9〜12歳)の算数ゲーム&パズル
① 「魔法陣パズル」
【用意するもの】紙とペン
【遊び方】
- 3×3のマスを作る。
- 縦・横・斜めの合計が同じになるように数字を配置。
数のバランスを考える力がつく!
② 「分数ピザゲーム」
【用意するもの】紙で作ったピザの形
【遊び方】
- ピザを「1/2」「1/4」「1/8」にカット。
- 「1/4のピースを2つ合わせると?」などと問題を出す。
分数の概念が視覚的に理解できる!
③ 「数独(ナンプレ)」
【用意するもの】数独のプリントやアプリ
【遊び方】
- 9×9のグリッド に 1~9の数字 を入れる。
- 各 行・列・3×3のブロック に 同じ数字を重複なく 入れる。
論理的思考力&集中力がアップ!
【おすすめ数独アプリ】

デジタルゲームで算数を学ぶ
近年は、アプリやオンラインゲームを活用するのもおすすめです。
おすすめの算数学習アプリ
- 「シンクシンク」(思考力を鍛えるミニゲーム)

- 「算数忍者」(計算をゲーム感覚で学べる)
デジタルゲームも活用しながら、バランスよく学習を取り入れましょう!
まとめ
算数は、楽しみながら学ぶことで「好き!」という気持ちが生まれます。
- 幼児期は「数を数える」「形を覚える」遊び
- 低学年は「計算力を伸ばす」ゲーム
- 高学年は「論理的思考を鍛える」パズル
これらを活用すれば、子どもの算数力はグンとアップします。ぜひ親子で楽しく取り組んでみてくださいね!