
最近、子どもにプログラミング的思考を身につけさせたいんだけど、どうすればいいのかな?

それなら、遊びながら学べる方法があるよ!ゲームや日常の遊びの中で、論理的に考える力を育てることができるんだ。

具体的にどんな遊びがいいの?

じゃあ、プログラミング的思考を育てる遊びについて詳しく紹介するね!
プログラミング的思考とは?
プログラミング的思考とは、問題を論理的に考え、試行錯誤しながら解決策を導き出す力のことです。特に以下のような能力を養うことができます。
- 論理的思考力:物事の順序を考えて、効率よく解決策を導き出す。
- 問題解決力:課題を小さく分けて、一つずつクリアしていく力。
- 創造力:自分で考えて新しいアイデアを形にする力。
- 試行錯誤の習慣:間違えてもやり直しながら正解を見つける。
プログラミング的思考を育てるためには、特別な機材や知識がなくても、遊びを通して楽しく学ぶことができます。
身近なものでできるプログラミング的思考を育てる遊び
① 宝探しゲーム
遊び方
- 子どもに「目的地までの指示(アルゴリズム)」を考えさせる。
- 「3歩進む→右を向く→5歩進む」といった指示を出し、親が実際に動く。
- 指示が間違っていたら修正し、正しいルートを探す。
目的達成のために順序を考える力が身につく。試行錯誤しながら、間違いを修正する力を育てる。
② ブロック遊び
遊び方
- レゴや積み木を使って、特定の形を作る指示を与える。
- 子どもはその指示通りに組み立て、完成したものを比べる。
- オリジナルの設計図を作り、親に再現してもらう。
設計図を考えることで、論理的思考と創造力が育つ。手を動かしながら学ぶことで、試行錯誤が習慣化される。
③ しりとりロボット
遊び方
- しりとりをしながら、一定のルールを加える。(例:「2文字目が『ん』の場合はNG」)
- ルールを増やしながら、複雑なパターンで遊ぶ。
パターンを考えながら、論理的に言葉を選ぶ力が育つ。条件を考慮することで、プログラミングの基本概念を学べる。
ボードゲームやカードゲームを使った遊び
① ロボットプログラミングカードゲーム
遊び方
- 「前に進む」「右を向く」「ジャンプする」などの指示カードを使い、ロボットを動かす。
- 指示カードを順番に並べて、最適なルートを考える。
プログラミングの「命令の順序」を学ぶのに最適。実際に体を動かしながら学べるので、小さな子どもにも向いている。
② コード・マスター(Code Master)
遊び方
- ボード上のキャラクターを目的地に導くルートを考える。
- 条件に従いながら、最適なルートを見つける。
条件分岐や最適化の概念を学ぶことができる。大人も一緒に考えることで、親子で楽しく学べる。
デジタルを活用した遊び
① プログラミングアプリ
おすすめのアプリ
- 「ScratchJr」(対象年齢:5歳以上)
- 直感的なブロック操作でキャラクターを動かす。
- ゲーム感覚でプログラミングの基礎が学べる。

- 「Lightbot」(対象年齢:6歳以上)
- ロボットを動かしながらプログラムの概念を理解できる。
- 関数やループの考え方を楽しく学べる。

② ロボットプログラミング
おすすめの知育ロボット
- 「Bee-Bot」(3歳以上)
- ボタンを押して動きをプログラムできるロボット。
- 小さな子どもでも楽しく論理的思考を学べる。
- 画面なしでもプログラミングの概念を学べる。
まとめ
プログラミング的思考は、日常の遊びの中で自然に身につけることができます。特に、順序を考えたり、試行錯誤を繰り返したりすることで、論理的な思考力や問題解決力が養われます。
ボードゲームやアプリ、ロボットを活用することで、子どもが楽しみながら学べる環境を作ることが大切です。親子で一緒に取り組むことで、学びの効果がより高まるので、ぜひ試してみてください!